DIYoo’s diary

家作りの話やDIYしていきます

1ニョッキ、2ニョッキ ・・・

基礎での一件でかなり業者に不信感を抱いてしまった。

 

私が家を建てる上で一番懸念することは木材が濡れることです。基礎は論外、雨に濡れなくて当たり前だと思う。

 

特にウチは断熱材が内側にも外側にも入り、柱などが閉じ込められる為、湿気が閉じ込められることを恐れています。

 

棟上げが済み、防湿シートが家をガードしてくれるまで雨が降らないことを祈るのみ。

 

しかし、まったく雨が降らないなんてことはないわけで、雨の予報の時はブルーシートをラッピングするみたいにかけてくれてました。

 

ある日の夜中、降水確率が低いのにかなりまとまった雨が降り出しました。

 

あくる朝、朝一で家の状態を見に行きました。

 

隙間から雨が入って、二階の合板の上には水たまりが所々ありましたが、合板の上にはビニールシートみたいなものが張られていました。

ちゃんとしてくれてるんだなと思ったんですが、隙間とかに入った雨水が心配です。

後で現場監督から連絡が入り、「木材の乾燥具合等を確認しながら作業を進めます。」

と言ってくれたので、後は信じるだけです。

 

サッシや外の断熱材が入り、雨の心配が無くなって家の形が見えてきたころ、電気配線などの打ち合わせで現場監督と話してると、営業さんが話があるとやってきました。

 

営業さんだけかと思いきや設計士さんまで一緒じゃないですか!

 

何か嫌な予感しかしない・・・

 

私「どうしたんですか?二人そろって」

 

二人「お詫びしなければいけないことがありまして・・・」

 

もう、何何何~

 

設計士さん「私が重大なミスを犯してしまいまして・・・・」

 

だから、何何何~

 

設計士さん「ここと、ここの2カ所。アンカーボルトの位置が違いまして・・・

 

私「???どうゆうことですか?」

 

設計士さん「一つはリビング入口の引き戸なんですが、扉を開けるとボルトに最後当たってしまうんです。本来なら柱の反対側に付かないといけないんです。もう一つが・・・階段上がり口右側に飛び出すようになってしまい、ここも本来反対側に付かなければいけない所でして・・・私のミスです。本当に申し訳ありません。私が考える対策として、引き戸の方はサイズ変更させていただいて、階段の方はボルトを切断し、柱の反対側に同じ強度が出せる金具を使わせてもらおうと考えておりますがどうでしょうか?」

 

いきなり何を言い出すんだ!

基礎から出てるものが位置間違えましたって・・・

引き戸で1ニョッキ

階段で2ニョッキ!!

 

どうでしょうかも今更ごめんと言われてどうこうできない問題。結果ただこうしますからという報告を受けているだけだけれども、ここは冷静に考えよう。私は基礎から出ているアンカーと使おうとしているステーが同じ強度を出せるとはとても思えず、階段の端っこにちょっと飛び出すだけなら別に邪魔にならないと思いましたので

 

私「・・・引き戸はわかりました。階段はそのままでいいですよ。わからないようカバーみたいなものをしてくれれば。」

 

前回の基礎の時、現場監督に電話ですがちょっと強めに言ったので、もっと怒り狂うと思っていたのか、私が淡々と言い出したのにビックリしているご様子の二人。

 

設計士さん「そんな寛大な」

 

私「一つ聞きたいんですが、やっぱり無いといけないものだから基礎から出ているんですよね?」

 

設計士さん「阪神淡路大震災の際、切込みを入れたりする従来の構造の家では柱が抜け出してしまい、倒壊する家が結構ありまして、そうならないために柱に金具を使い柱のズレを抑える工法に変えてるんです。」

 

・・・だったらなおさらじゃないですか。

 

家の真ん中位だからあっても無くても変わらなそうなんですが、力がかかる場所にはアンカーボルトを入れて引っ張ってるとの事。

 

・・・だったらなおさらじゃないですか。

 

やっぱり家を作る側は見栄えが悪いものは許せないのか、私が言った案をなかなか受け入れようとしない模様。話しているうちに本音が見えてきた。

階段の収まり、施工に問題が生じるからだ。入口から3段か4段くらいで右側に90度曲がって上がっていく階段なんですがその1段から3段目まで1つの柱に切込みを入れて作っていくものらしく、1段目の切込み場所にアンカーボルトちゃんがあるのが問題なのだと。

営業さん「奥様にも相談して、検討していただければと」

 

私「妻も同じ意見だと思いますけどねぇ、ちょっと持ち帰って検討させてもらいます。」

 

自分的には大した問題ではないと思ってたんですけど、設計ミスって大ごとですよね。

さて、妻の意見はどうなんでしょう。

 

 

次回「どっちもヤダ」